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元旦の朝に初めて汲む水「若水」で淹れたお茶に梅干しと昆布などを入れて飲む習慣があります。昨年の邪気を払い、新たな一年を無病息災と万福を願う行いです。その昔、六波羅蜜寺の空也上人が京の町で蔓延していた疫病を退散させる為に薬用として梅干しを添えたお茶を人々に施し、疫病が沈静したといわれています。これにあやかった村上天皇が毎年正月元旦にお茶を飲むようになったため、「王服茶」と呼ばれ、その後庶民にも浸透し、今に至っています。
大福茶をたのしむための京都府宇治産の煎茶に、不動農園の和歌山県産 不動南高梅 白干し梅、北海道産結び昆布を一緒にお届けします。湯のみに梅干しと結び昆布を入れ、煎茶を注いでおたのしみください。
大福茶は、加藤製作所が手掛けるDEAN & DELUCA限定のロゴ入り茶筒でご用意しています。加藤製作所の茶筒缶は、成形から塗装、印刷までの全ての工程が職人の手で行われています。密閉度が高く、遮光性のある缶は、茶葉の保存に適しています。手づくりならではのブリキ製の中蓋はプラスティック製に比べ、外気の温度や湿度により形が変わり辛く、蓋がきつくなったり緩くなったりすることなく、長くお使い頂くことが出来ます。
明治28年創業の「茶筒」「のり缶」「菓子缶」等のメーカーとして120年以上の歴史を持ちます。一枚ずつブリキ缶を裁断し、丸め、溶接する工程ひとつひとつに精緻な職人の技が光ります。新しい技術の研究を重ね、日本製の品質の高さ、手づくりの温かさを時代の需要にも合わせながらつくり続けています。