毎日の食卓に欠かせないお味噌汁。
DEAN & DELUCAオリジナルのお味噌汁を作る上で、一番大切にしたのは「出汁」。和食の基本、日本人の食生活に根付いた「出汁」の美味しさをあらためて感じていただける一杯に仕上げました。

そして、一品での満足感を感じていただけるよう、出汁の香る満足感、お椀に広がる見た目の満足感、上質な素材の満足感、食感の満足感、4つの”満足感”にこだわり作り上げました。

出汁の美味しさにこだわる

味噌汁の味わいの決め手となる、出汁には、昭和23年の創業以来、削り節の製造及び煮干しをはじめ長崎県内の水産物を販売する『中嶋屋本店』の3種の出汁をそれぞれの具材に合わせて選びました。

焼きあごは長崎県平戸産伝統的な生焼き製法で作たものを使用する、徹底したこだわり。生焼き製法特有の香ばしさとうま味の濃度に違いが感じられます。

雑節は、煮干しの生産県日本一の長崎県だからこそ、鯵、鯖、鰯などの良質な原料を選別し加工することができ、複雑で骨格のしっかりとした味わいの上質な混合だしに仕上げています。

鰹節の製造は、60年来のお付き合いのある鹿児島県枕崎の生産者に特別な製法にて加工を依頼したかつお節を使用。大きく適度に油分がある、生かつおを選び、古来からの製法である手火山式（てびやましき）にこだわり製造したかつお節を、更に、天日干しをしてうま味を引き出し、原料のうま味を最大限に生かしたかつおの粉を原料に「うまかだし」を作り上げています。

かつお、さば、いわし、昆布の合わせだし 蟹と玉子とほうれん草の味噌汁

かつお、昆布に、さば、いわしの雑節を加えた、複雑で骨格のしっかりとした合わせだしを使用。味噌はまろやかな口当たりの甘口 米こうじみそを合わせ、具材には紅ずわい、玉子、ほうれん草を合わせました。ふわりと広がる玉子に、蟹の具材感と風味を際立たせました。

だし：中嶋屋本店 うまかだし混合
みそ：米こうじみそ(花麹 こし)
標高850ｍの八ヶ岳山麓にある醸造蔵で、八ヶ岳山麓伏流水を使用し、米こうじをたっぷり使ったまろやかな口当たりの甘口みそ。