photo / CHOKKO
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旬をむかえ完熟した一番食べごろのフルーツのおいしさ、瑞々しさ、香りは、その時期だけ味わえる格別のもの。そのおいしさをそのままに食卓にお届けします。人気シリーズの今回は、6月下旬に最盛期をむかえた山形県・鈴木さくらんぼ園の「ナポレオン」。旬のさくらんぼのおいしさを存分に味わっていただける特別なジャムができました。
ゆたかな水、風と土。月山から連なる山の裾野、庄内平野のはじまりに『鈴木さくらんぼ園』はあります。おいしく安全で安心して食べられるさくらんぼを、手間を惜しまず愛情こめて栽培する鈴木さくらんぼ園。「ナポレオン」の旬をむかえた6月下旬、農園での収穫の様子を教えていただきました。
さくらんぼの里といわれる鶴岡市西片屋地区で、鈴木さくらんぼ園が大切にするのは、来園者が体験できる「さくらんぼ狩り」。有機質肥料、減農薬栽培ですくすくと育ったさくらんぼを実際に手で摘みとって食べる味わいは、格別なもの。庄内のゆたかな自然の恵みであるさくらんぼを、かけがえのない記憶とともにたのしんでもらうことを何より大切にしています。
農園では、約13種類のさくらんぼを栽培しています。その中で、今回ジャムづくりに選んだのが「ナポレオン」。ハート型の果肉が愛らしいナポレオンは、昔から栽培されていて、懐かしい味として根強い人気のある品種。香りがよく、程よい酸味とコクがあり、おいしいジャムをつくるのにぴったりです。
めざしたのは、まるでさくらんぼ狩りをして、現地で摘みたてのさくらんぼを食べているような「ナポレオン」のおいしさそのままの味と食感。いかにシンプルに仕上げるかにこだわり、さくらんぼの実がくずれないようじっくりと丁寧に炊き上げました。種は一つ一つ手作業でとり、食べやすいよう仕上げています。
使ったのは、旬のナポレオンと、グラニュー糖と隠し味のライムのみ。ピュアな果実のおいしさを感じられる、シロップのように澄んだ味わいのさくらんぼジャムができました。さくらんぼを知りつくした農園と、理想の味を追求したバイヤーがこだわってつくりあげた今だけのさくらんぼジャムを、ぜひおたのしみください。