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「晴れの日に着る服・心を満たす服」をコンセプトに、繊細な手仕事と大胆な色づかいのフェミニンでエイジレスなデザインを展開するファッションブランド『KEITA MARUYAMA』。「ファッションは洋服のみならず、衣食住すべてが、その人らしさのあらわれであり、ファッションである」。デザイナー・丸山敬太さんの思いのもと「KEITA MARUYAMA “OMOTASE” PROJECT」 の一環として、食に関するプロジェクトが動き出しました。“OMOTASE”(おもたせ)は、お遣いものを受け取った人がそのお土産を表現する際に使う言葉で、「大切な人においしいものを召し上がってほしい」 という気持ちを贈る、日本の美しい習慣です。日本人が昔から大切にしてきたこの素敵な習慣を、多くの人に長く愛されるクッキーというベーシックなお菓子を美しい缶につめて、KEITA MARUYAMAらしい世界観で表現されました。
子供の頃、母がお客様にいただいたものを、 「おもたせですけど、、、」と言いながら、 きれいなお皿にのせて出すのが好きでした。大体そこには、甘やかな夢みたいなモノがのっていたからです。おつかいもの←→おもたせ。そんな日本の食の贈り物の文化の豊かさをイメージして「“OMOTASE” PROJECT」を立ち上げました。それが、このクッキー缶と、チョコレート缶です。色んな柄の缶を集める楽しみと共に今後も広げていくつもりです。どうぞ、召し上がってください。よろしくお願いします。by 丸山敬太
「KEITA MARUYAMA “OMOTASE” PROJECT」はファッションデザイナー・丸山敬太さんによる、服のみならず、衣食住すべてがその人らしさのあらわれであり、ファッションである、と捉えスタートした「食」に関するプロジェクトです。日本では昔から、着るものや口にするものに、自然や季節を映し愛でる習慣があり、その精神はギフトという形でも表現されてきました。「KEITA MARUYAMA “OMOTASE” PROJECT」では、相手を思って選んだものを「御遣い物(おつかいもの)」として持参する文化を、KEITA MARUYAMAの世界観で表現しています。「KEITA MARUYAMA “OMOTASE” PROJECT」は、目に麗しく舌に語り掛けるような、KEITA MARUYAMAらしい商品を発表しています。
1965年、東京・原宿生まれ。文化服装学院を卒業後、1994年に「KEITA MARUYAMA TOKYO PARIS」でコレクションデビュー。1996年、第14回毎日ファッション大賞新人賞、資生堂奨励賞を受賞、東京・青山に旗艦店をオープン。近年は自身のブランド活動だけに留まらず、ファストファッションから制服やブランドプロデュースに加え「食」や「住」への活動を積極的に広げ、ファッションの可能性を常に多角的な視線で捉えている。